溢れるオカルト愛とともに、名古屋や東海のマジカルなどを、たまーに記事にしていきたいと思います。
楽しんでいただけたら嬉しいです!
ピンクの門が華やかなお寺
こちらの狛犬の後ろ足は草間彌生さん風の水玉模様です。巻き毛もネジのようになっていてサイバー度合いが高く見えます。
後ろ足が水玉模様!
狛犬、獅子、シーサー…。
京都国立博物館のページにはこんな説明がありました。
その本当の起源は、仏像の前に2頭のライオン(獅子)を置いたことにあり、狛犬の形はそこから来ているのです。(中略)しかしこの段階では、置かれたのは「獅子」で、「狛犬」ではありませんでした。
左と右とでは形が少し違っていますね。一方は口を開け、もう一方は口を閉じています。そして口を閉じた方には頭に角(つの)があります(角のとれたものもあるので注意してください)。この違いが大切なのです。実は、口を開けているのが獅子で、閉じて角のあるのが狛犬なのです。
わたしたちはひと口に「狛犬」と言ってしまいますが、正しくは「獅子」と「狛犬」の組み合わせだったのです。もちろん「狛犬」という言い方でも間違いではありません。
この組み合わせが出来たのは、平安時代の初めです。奈良時代までは獅子2頭だったのですが、ここに新しいセットがつくり出されました。そしてそれが、前にも述べましたように、宮中(きゅうちゅう)、神社、お寺などに置かれました。私たちが今見る狛犬の起源はこんなに古いところにあるのです。(資料調査室 伊東 1995年2月11日)
お寺の門で悪いものが入らないように守っているんですね。
楽しそうに飛び跳ねていたりして、犬のいるお家に遊びに行ったような感じもします。お寺を身近に感じる役割も負っていたんでしょうか。

反対側
狛犬愛が詰まった狛犬ネット
狛犬、獅子ひとつにも長い歴史と強いまじないがあるんですね。調べている中で発見した素敵なサイトをご紹介します。
狛犬をこよなく愛する「狛犬ネット」さん。シンプルなホームページですが、なんとスマホ対応済!他にもLINEスタンプやTシャツなど、狛犬マニア垂涎のグッズも販売されています。
そんな狛犬ネットさんでも紹介されている狛犬バイブルがこちら。狛犬たちの歴史を愛のこもった写真と解説で読んで学べます。
たくきよしみつ バナナブックス 2013-10-10
【撮影地情報】
宗派:法華宗(陣門流)所在地:〒461-0005 愛知県名古屋市東桜2丁目3−25
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